最近、とっても暑くって、コンビニでアイスコーヒーを買うことも増えました。
私は基本、どこに行くにも車移動で、車の中ではいつもなにかしら英語を聞いています。
それで、ちょいと寄ったコンビニで、頭の中が完全英語モードになってると、
つい「アイス Coffee ください」って、
英語よりの発音しちゃって、勝手に赤面することがあります(笑)
それで、時々聞くのが、
「外国でコーヒーを注文したのに、コーラが来た」という話。
あり得なさそうに聞こえますか?
カタカナの発音とネイティブの発音を比べたら、実はよくわかる話です。
説明しますね、
コーヒーを注文しようと思います。
さぁ、『コーヒー』と言ってみてください。日本語でですよ。
で、『コー』のことで、その口のまま止まっていましょう。
いま、口の形はどうなっていますか?
少しだけ開いた状態で、すぼまっていますね。
かろうじて、指が1本入るくらいです。
その口の形、英語で“coke” という時の形に似ています。
"coke" という時、後ろの/k/ の音は普通はほとんど聞こえません。
なので、ネイティブは『コーヒー』の『コー』を聞いた時点で、
『はい、コーラね』と判断することが多いのでしょう。
それで、コーヒーを頼んだのに、コーラが来るということが発生するのです。
では、どんな音を出したら、ちゃんとコーヒーが来るんでしょう?
頭の音が肝心です。
口を大きくまーるく開けて、『ア』と『オ』の真ん中あたりの音を出してみましょう。
鏡を見て、丸い口を確認してくださいね。
指がたてに3本入るくらい、大きくあけましょう。
出てくる音は、『コーヒー』の『コー』とは全く違うでしょう?
これで、コーヒーを注文したら、ちゃんとコーヒーが運ばれてきますよ。
英語を学ぶとき、カタカナは便利なこともありますが、
発音に関しては、こんなふうに全然違う音ととられることがあるので要注意です。
正しい発音は、日本の学校ではなかなかしっかり教えられることが少ないですが、
実はとても大事。
学習の効率化にも大きくかかわります。
コーヒーとコーラの話、へ~と思った皆さんには
ぜひ、発音の学びの直し、おすすめします。