英語学習コーチ・ジニーの【まいにちえいご】

楽しい英語はやり方次第。さぁ、英語にハマろう!

英語の音読を楽しくする おすすめ学習方法5選

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英語コーチのジニーです。今日の話は音読についてです。

英語の音読は続けるのが難しい?

 数ある英語の学習法の中でも、“音読”は脳科学的にも認められた、とても有効な方法です。
英語の基本を身に着けたい初心者の人も、流暢さを求める上級者の人も、継続的に正しい方法で音読することで、確実に実力アップさせることができるのは間違いありません。

 ただ、難しいのはそれを続けること。
 小学生の頃、国語の教科書を読む音読の宿題出てましたよね?
親に聞いてもらって、ハンコを押してもらってませんでしたか?
それは継続のための仕組みです。

 何事もつづけていくには、

目標×仕組み×楽しさ

が必要です。

 この記事では、単調で飽きてしまいそうな音読を、楽しく続けるためのバリエーションをお伝えします。

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その1 なりきり音読

 “なりきり音読”は、その名の通り、誰かになりきって読むという方法です。
ただ単に文字を追ったり、棒読みで読むのではなく、内容をしっかり理解して、その言葉を発信している人になりきって読むのがコツです。

 素材は、一人称で語られているお話、アナウンス、インタビュー、エッセイなどが最適です。

 大切なのは、思いっきりなりきること。
 それを言っている人はどんな人ですか?イメージしてみましょう。頭が良くて冷静な人?自信たっぷりのCEO? 読む素材にあわせたキャラになって読んでみてください。いくつかバリエーションを変えたりするとさらに楽しいですよ。

 英語を口に乗せるときに、感情、フィーリングをともなうことで、言葉をより深く脳に定着させることができます。このなりきり音読をしていると、自然とその時の感情にあった、アクセントやイントネーションが身について、英語が通じやすくなります。日本人は、感情をあまり表現しない人が多いので、この練習がさらに効くのです。

 恥ずかしがらずに“なりきり音読“”、やってみてください。

その2 ささやき音読

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 “ささやき音読”は発音にフォーカスした音読法です。英語の音は、日本語に比べると子音がはっきりと出される言語です。
 
試しに子音に注目して英語の音声を聴いてみてください。こすれるような摩擦音の S の音や、始めるような破裂音の P の音などが際立って聞こえてくるはすです。

 対して、日本語は全体的に力を入れずに音が出されるので、子音もそれほど目立って聴こえて来ません。英語に比べるとなんとなくモニョモニョとした感じに聴こえるのはそのためです。

 その特徴をいかして、英語らしい発音を磨くための方法が“ささやき音読”です。お隣の人にひそひそ話をするようなつもりで、音読してみましょう。小さな声でも聞こえるように読むには、子音をはっきり出さないと難しいでしょう?つまり、ささやき声で読むことで自然と英語の発音を定着させる練習になっているのです。

 “ささやき音読”をしていると、実は、かすかですが、日本語を話しているときに比べておなかに力が入るのに気がつきますか?英語の子音は息を多く使います。なので、正しく発音しようとすると腹筋に力が入るようになっているんです。

 “ささやき音読“でそこまで意識できたら、あなたの英語の発音は一気に向上するはずです。

その3 高速音読

 “高速音読”はできるだけ早いスピードで読む音読法です。早口言葉の練習と同様に、口の筋肉を鍛えて、滑らかにしゃべるための訓練になると同時に、インプットのスピードを上げることで脳の処理能力を上げるという効果も得ることができます。

 そのためには、他の方法も同じですが、かならず意味のわかった文を読むようにしてください。意味もわからず、ただ音を発するだけでは脳は言葉としての処理はしていません。英語を高速で意味的に処理するからこそ、運用力アップの効果が出るのですから、その点は注意してください。

 始めは音を追うだけで精一杯でしょうから、何度も繰り返して、速く読んでも意味がわかるようにしていくのがポイントです。

 ストップウォッチを使って、どれだけ速く読めるようになったか記録して、ゲーム感覚で繰り返すと楽しいですよ。

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紺色らいおんさんによる写真ACからの写真

その4 ルック・ダウン・アンド・アップ

 “ルック・ダウン・アンド・アップ  look up and down ” は、脳によく記憶させるための方法です。

 やり方は、英文のかたまりごとに、
①テキストを見て読む →②目を上げて今読んだ文を空で言う
を繰り返します。

 慣れないと、直前に読んだ英文も、いざテキストを見ないで言おうとすると難しいものです。
知らない単語や、文の構造が難しいものだとなおさらすぐに繰り返すことができません。

練習していくうちに、脳の処理能力が上がり、覚えていられる文が長くなり、苦労せずに繰り返すことができるようになります。

 英語を使えるようになるのには、型をたくさんインプットするのが必要です。
“ルック・ダウン・アンド・アップ  look up and down ”は、その作業が自然にできる方法です。

その5 シャドーイング

 その4の“ルック・ダウン・アンド・アップ“は、テキストを読む→見ないで言う、の繰り返しで脳の処理能力を上げる練習でしたが、さらにそれを強化するための方法が“シャドーイング”です。

 “シャドーイング”は、テキストは見ません。
テキストを閉じた状態で、音声が流れてくるのを追いかけるように(影のように)、自分の音声を重ねていきます。

 聞こえてきたものを、そのつど追いかけて真似ていくのです。
やってみるとわかりますが、これは始めはなかなか難しいものです。

 音声は止まらずに次々と流れては消えていきます。
それをほんのちょっとの間、脳内にとどめておくというのに訓練がいるのです。

 でも、音声による会話ってそんなもの。
流れては消えていくものですね。「ちょっと待って!」とか「ちょっと戻して!」なんていうのはない訳で、
そう考えると、この「英語をちょっとの間、脳内にとどめておく。」というのができるようになると、
どれだけ良いか想像がつくと思います。

 実際、最近の研究でも、シャドーイングの効果、特にリスニングとスピーキングにおける効果の絶大さが明らかになってきています。

 始めは、スピードの遅い音声から始めましょう。
練習していくと必ず言えるようになります。もし、どうしていえない箇所があったら、そこだけ取り出して何回も練習したらいいのです。
何回やってもついていけず、ゴニョゴニョになってしまうフレーズが練習していえた時のうれしさは格別ですよ。

 慣れてきたらスピードの速いものに挑戦してみてください。
シャドーイングのレベルが上がったとき、あなたの英語の力も必ずアップしています。